西に往きては、壮麗たる大柱そびえるソルモーンの大神殿。
 北に往きては、雪よりも白きフレヴァナの森。
 東に往きては、凍魚がまとうナイト・サファイアの鱗。
 南に往きては、月色に輝く海カゲロウの夜。

 古今東西、海の至宝は数知れず。
 そのあるかぎりを集めたよりも、崇高で、清浄で、貴重で、優美な。
 常世に碧きナルヴァの泉。
 あらゆる者が恋い焦がれ、求め彷徨うも、いまだ手にした者はなし。



Luis da Coverun





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